転職失敗から学んだこと
夢見た転職
私は、過去に転職で失敗してしまった事があります。
割と大きめの安定企業でそつなく働いていた私は、新たな刺激を求め、自分の力を試したいなどと偉そうに豪語し転職活動を開始しました。
今思えば、大学を卒業後、安定企業に就職していた私は、井の中の蛙状態だったのでしょう。
自分の可能性に心躍り、他の企業全てがキラキラして見えていました。
20代で初めての転職だったので、応募できる企業はたくさんありましたし、
スカウトメールも見切れないほど受けました。
そんな中、熱心に自分を口説いてくれた企業に入社を決めました。
その企業は、一風変わった社風があるものの、業務内容や給与も良く、会社規模も自分の理想とするものでした。(小規模な企業を選択)
いままでのスキルを活かせる!率先力として活躍できる!成長したい!などいろんな思いをもって参戦しました。
1カ月半後、自分が退職することになるとも知らずに。。
衝撃的な社風
勤務開始して数日間はとても楽しい日々でした。
社員から社長まで分け隔てなく話せる、フラットな社風。なんて気楽なんだと感じました。
社内では敬語が不要、タメ語での会話が許されていました。自分がいままで育ってきた中で、そのような環境に身を置いたことがなかったので(部活でも先輩後輩関係はありましたし。)確か、完全にタメ語で会話することせず、敬語混じりで話していたと思います。
自分よりも5つも下の金髪の社員からタメ後で話かけられることには少し抵抗を感じることもありました。w
体調不良に陥る
他にもいろいろと驚かされることがありました。
社内で漢字を読める人が少なく、自分に読み方を質問されるケースもしばしばありました。契約書紛失事件は毎日のように起きますし、業務フローもはちゃめちゃ。
社内は動物園のようにタメ後や笑い声が飛び交っており、落ち着かない日々でした。
今思えばこの、「落ち着かない」という気持ちが何かの信号だったのかもしれません。数日後から、「なんか・・・会社に行きたくないなぁ」と感じるようになってしまいました。
いままで幸いなことに、このような気持ちになる経験がありませんでしたので、どう対処してよいか分かりませんでした。
しかし、無理に会社に行くうちに眩暈が出るようになってしまいました。
社内に産業医がいるので診察してもらうように言われました。
すると、そこには同時期に入った社員がいました。
絶望と退職
産業医の診察室でみかけた同僚は、私よりも1カ月前に入社していました。所属チームが異なりましたので、その日出会うまでは、気づきませんでしたが、そういえば最近みかけなかったなと思いました。産業医の診察場では患者同士の接触は避けるようにできている為、直接会話することはありませんでしたが。
その後は、できる限り会社に出勤しましたが、その間にも、同時期に入社した社員は、ぽつぽつと会社に来なくなっていました。
これは、私が退職した後の話ですが、3カ月後には50%(約20名)が辞めたとのことでした。
その後も弱弱しく勤務していく中で、仕事への向き合い方・考え方、社風、価値観が合わないと感じましたので、長く勤められないと判断し退職を決意しました。
もしかしたら、自分がより良い方向にもっていくように期待されていたという可能性もありますが、そこで力を発揮する気になれませんでした。
なにより、体に悪いサインが出始めていたので一度退散することにしました。
再々転職
退職をした私は、再び良く知る大手の安定企業へ転職しました。
みるみる体調は回復し、通常のパフォーマンスを発揮することができるようになりました。実はその後も別の企業へ転職を果たしており、今のところ問題なく生活しています。
初めての転職時の失敗が悔しくて、諦めきれずに、もう一度小規模な企業に転職しました。現在は、そちら企業で、幅広く業務に取り組んでいます。
やりがい・仲間・勉強・スキルアップ・挑戦・給与・社風・価値観・適度な刺激・適度なストレス・競争・成績・エンターテイメントなど、自分が楽しいと感じられる会社です。
まとめ
転職では、価値観が合うかどうか、勤務している社員とのそりが合うか、という点はとても大切だと感じました。
現在の会社では、採用面接に加わることもあります。あれから8年程の年月も経っており、社会人経験も積んでいます。
面接はスキルチェックも必要ですが、価値観や性格も大切だと感じる日々です。
何かを選ぶ局面がきた場合、どのような判断軸で選択をしてきているのか。人生で大事にしていることが何か。人生の目標などなど、面接では念入りに確認させて頂いています。面接はお互いが今後幸せになるために、お互いを確認をし合う場所です。
転職の失敗は、採用企業、転職者本人、仲介者、誰も喜びません。
失敗経験があるからこそ、同じような経験はして欲しくないと節に願います。
これから転職を考えている方へ、上記の記事が、何か少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに、自分の心の棚卸のために書き綴りましたが、就職先企業・転職エージェントに恨みはなく、ただただ、自分の経験不足・リサーチ不足が招いた結果です。
失敗しない人はいない!
失敗はしたくないものですが、何事も失敗しない人はこの世にいません!w(いたらどうしよう)失敗は成功の元です!即座に立ち上がり次に進むのみ。今年も粘り強く、元気に進んでいきたいです!
最後までお読み頂きありがとうございました!m(・u・)m
CPA/ROAS/ROIを使った計算
CPA/ROAS/ROIを使った計算
実際に、商品Aと商品Bを例として使い計算してみます。
商品 | 広告費 | CV数 | CPA | 売上 | ROAS | 利益 | ROI |
---|---|---|---|---|---|---|---|
商品A | 5,000円 | 10 | 500円 | 40,000円 | 800% | 20,000円 | 400% |
商品B | 10,000円 | 2 | 5,000円 | 100,000円 | 1,000% | 80,000円 | 800% |
ROASとは、Return On Advertising Spendの略で、「かけた広告費に対しての売上を%で表した値」をさします。
計算式:ROAS(%)=広告経由の売上÷広告費×100
商品A:40,000円÷5000円×100=800%
商品B:100,000円÷10,000円×100=1,000%
ROIとは、Return on Investmentの略で、「かけた広告費に対しての利益を%で表した値」をさします。
計算式:ROI(%)=広告経由の利益÷費用×100
商品A:20,000円÷5,000円×100=400%
商品B:80,000円÷10,000円×100=800%
CV数を見ると、商品Aがたくさん売りあがっており、また1件獲得費用であるCPAも低価格で抑えることができています。
しかし、利益ベースで計算すると商品Bのほうが回収率が良いことがわかります。
つまり、会社として費用をかけたい商品はBであると言えます。
上記は小さい数値で計算しましたが、実際の業務の中でも活用いただける計算方法ですので、少しでもお役立ていただければと思います!
マーケ初心者が広告の費用対効果を学ぶ
ROASとは
ROASとは、Return On Advertising Spendの略で、「かけた広告費に対しての売上を%で表した値」をさします。
計算式:ROAS(%)=広告経由の売上÷広告費×100
例えば、広告費に10万円かけ→50万円を売り上げた場合、ROASは500%となります。
このROASが高いほど、広告費用から得られた売上が、高いということになります。
一見高い倍率で利益を出しているように見えますが、この数値は利益ベースではなく、 あくまで費用と売上の対比ですので要注意です。
では、利益との換算はどのように行うのでしょうか。
この時に必要になるのが、ROI・CPAという数値です
ROIとは
ROIとは、Return on Investmentの略で、「かけた広告費に対しての利益を%で表した値」をさします。
計算式:ROI(%)=広告経由の売上÷利益×100
広告費に10万円かけ30万円の利益を設けた場合のROIは300%となります。
ROIが高いほどかけた費用に対して得られた利益が高い事がわかります。
ROASの数値が高くても、ROIが100%を下回っていると、費用対効果として芳しくない(費用を回収できていない)事になりますので注意が必要です。
CPAとは
CPAとは1CV(コンバージョン)にかけた費用を指します。
具体例
具体例については次の記事に掲載させて頂こうと思います。m(・・)m